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しろくのガマ

夕べ、テレビで「となりのトトロ」を放送していた。

何度も観た映画だが、ついつい最後まで観てしまった。


田舎の夜のシーンで蛙の合唱が聞こえてきた。

そういえば我が家の近所には田んぼも池もないので、蛙などトンと見かけない。

蛙嫌いの私には有難い環境ではある。


蛙の合唱を耳にすると必ず思い出すのが、

≪筑波山麓男声合唱団≫・・・男性混声コーラスグループが歌う≪蛙の合唱≫の歌。

子供の頃、けっこう耳にした歌でユーモラスな印象に残る歌だった。

ガマの油で有名な筑波のご当地ソングなんだそうだ。


小さい頃なので、
 
≪コンダクターはガマガエル ガマはガマでもしろくのガマ≫

という歌詞を、ずっと

≪~~~~~ ガマはガマでも白黒ガマ≫

だと思っていたが正解は「四六のガマ」。

中学生くらいに正解を知ったが、だからといって「四六のガマ」が何なのか知らなかった。

私に好奇心と探究心が足りなかったせいもあるが、この世で一番苦手なのが蛙だからでもある。



大学生になり民俗学など専攻したせいか、口上も勉強(してないけど)することになった。

再び「四六のガマ」にお目に掛かった。

それが口承民俗芸能としての「ガマの油売り」。

香具師が、紙を刀で切りながら独特のダミ声でお決まりの台詞を言う。

一枚が二枚、二枚が四枚、四枚が八枚、八枚が十六枚……

重なっていく紙を次々に切り、とんでもなくよく切れる刀だと思わせて、

自分の腕を切り、ガマの油を塗って血を止めるというパフォーマンスをする。


もちろん。本当は自分の腕は切らない。

刀の切れない部分で切ったりをして、血糊を傷口のように見せる。

そこに油を塗っていかにも治りました~と見せかける。


そういえば子供の頃、この大道芸を縁日で見たことがある。

あのダミ声での軽妙な台詞回しはワクワクしたものだった。


【山中深く分け入って捕まえましたるこのガマを、四面鏡ばりの箱に入れまする。

ガマは鏡に映るおのが醜い姿を見て驚き、タラ~リタラ~リと脂汗を流す。

これをすきとり柳の小枝にて三、七は21日間、トロ~リトロ~リと煮詰めましたるガマ油。】


けっこうグロイ商品ですな。

そんなもん体に塗りたくないワ。

ようは、ワセリンなんだよね。

だったら日本リーバのバセリン買います。はい。


ちなみに「四六のガマ」とは、前足4本指後ろ足6本指(に見える)ヒキガエル。

実際は両足とも指5本だが、指の付き方が≪パッと見≫でそう見えるだけなんだそうだ。

パッと見で決められて「醜い姿」なんて言われ不憫な気もする。

本当にそう見えるのか確かめる気もないけど、白黒ハッキリつけてあげて欲しいワ。

# by oribell | 2014-07-12 12:03 | 大きな声のひとりごと

親の心子知らず

例えば・・・

ミニスカートの女の子が駅の階段を昇る時、

制服姿の女子高校生の自転車姿、

電車の中で足を広げて座っている女の子、

あの子達が気になって仕方ない。

見えそうで見えないギリギリのラインは、余計に気になってしまう。


その目線はエロいものではない。(当たり前ですがな~)

同性として恥ずかしいわけでもない。(若い頃はそう思っていたけれど)

ついつい、母としての目線で見てしまうんである。

「危ない目にあわなきゃいいけど」と心配するその一心。



昨日、駅の長い上りエスカレーターで、私の二段前に若い女の子が立っていた。

丁度彼女のお尻が私の目の前に見える構図を想像して欲しい。

彼女は流行の白いレースのミニスカートは履いていた。

レースの下は薄い白地のナイロンペチコートが付いている。

だが、そのスカートはけっこうピッタリと体の線の出るデザイン。

なので彼女が履いている黒いショーツがクッキリ見えた。

よく言えばセクシーなのだが、ハッキリ言えば「パンツ丸見え」と同じ状態。

白い服を着る時はベージュか白っぽい下着を着ましょうよ~。


かなり長いエスカレーターだったので、上に着くまでの間、そのお尻をずっと見ていた。

そして何度も「アナタ、見えてますよ」と声を掛けようか掛けまいか迷った。

知らないオバサンに指摘されてもねぇ・・・

彼女にしてみれば≪余計なお世話≫かもしれないし。


でも、母としては(彼女の母じゃなくても)心配だ。

どうか何事も無く無事家に帰れますように。

男性のエロ心を楽しませるのは良いけど、犯罪に巻き込まれませんように。


帰りの電車で、前に座った私くらいのオバサンが足を広げて寝ていた。

パンストの股部分の色が濃い所が丸見えだった。

それを見てもちっとも危機感を抱けない。

むしろこっちは≪同性として恥ずかしい≫と思ったけどね。

# by oribell | 2014-07-09 23:49 | 大きな声のひとりごと

その瞳は凶器となる

コンタクトレンズ歴38年。

鏡を見ずとも、入れるのも外すのもお手の物。

昔、次男が私がリビングでいきなりレンズを外したのを見て、

「母さんの目からウロコが!」

と言った日が懐かしくも可笑しい。

それくらいヒョヒョイと簡単に脱着出来るんである。


花粉症になって以来、レンズは1Dayの使い捨てになった。

洗浄して保存液に付けておくわけでは無く、その日のうちに捨てちゃうのだ。

だから気軽な気持ちで、テレビを見ていようが本を読んでいようがその場で外す。

(洗面所くらい行きなさいよ~と自分でも思うくらい^^;ズボラ)

で、ティッシュに丸めて捨てたり、そのまま近くのゴミ箱に放り捨てる。


先日、息子が「いて!」と叫んだ。

「なんか踏んだ~」と足を上げた。

足の裏に水色のガラスの破片が付いていた。(刺さってはいなかった)


そうですね、それは紛れも無く私の目から外されたレンズですな。

ハードレンズの使い捨ては、水分が無くなると薄いガラスのようになるんである。

いい加減にその辺で外すものだから、時々私も破片(ってほど脅威はないのだが)を見つける。

踏んでも刺さるほど鋭利じゃないし、パリンとすぐに割れてしまう程にヤワだ。


でも、本来床に落ちていてはいけないものには変わりない。

息子にもこっぴどく叱られた。

「どこで外しても良いけど、ちゃんと確実に捨てろ。」


あう。す、す、すいません。

おっしゃる通りでございます。


最近は一応立ち上がり、ゴミ箱の前でレンズを外すようになった。

成長、成長。(自己満足)

でも・・・
ゴミ箱の前で外し、そのまま無造作にポイと投げ捨てているからだろう。

自分ではゴミ箱の中に捨てているつもりだが、たま~にヒラヒラっと外れて床に落ちるらしい。

先程、外れて床に着地して乾燥したレンズを見つけた。

息子に叱られる前に拾わなくっちゃ!

と、指でつまむと、パリンパリンと割れて崩れた。


チクン。


何度も言うようだが、決して鋭利なヤツじゃないので、チクンとする程度だ。

でも、チクンと刺さった。



瞳に優しいアクアタイプのレンズも、こうなれば小さくても凶器ですな。

# by oribell | 2014-07-08 00:34 | 大きな声のひとりごと

膀胱炎再び

6月のイベント中、膀胱炎になった。

薬局で買った漢方薬で3日ほどで治り、ホッとしたのもつかの間・・・

その週末からの3日間の出張で又もや再発。

膀胱炎はクセになるから気を付けていたのにも関わらず、やってしまった。


出張先の薬局でまたまた漢方購入。

薬剤師さんが

「6日分あるから、良くなっても全部飲んでくださいね。」

と渡された薬は、1日で効果が出た。

4日目までキチンと飲んでいたが、1度昼に飲み忘れてしまってからはもうダメ。

1日3回のはずが2回になり、すでに具合も良くなっていたので1日分残して止めてしまった。


で、今日。

止めてから3日目だったのだが、午前中バタバタしてトイレをちょっと我慢した。

たったそれだけで!?

夕飯後、またまた膀胱炎。

うーん、すっかりクセが付いていますな。


今週は出張もあれば、県外での営業も目白押し。

ぜ~~~ったい、トイレ環境が悪くなること必至。


やっぱり病院に行った方がいいのかもしれない。


これは更年期か?と問われるとウンとは言えないが、巡りが悪くなっているのは確かだよね。

# by oribell | 2014-07-06 23:57 | 更年期街道まっしぐら

洗濯干すのに大気汚染監視システム

中国人の友人がいる。

彼女は日本と北京を行ったり来たりの生活をしている。

1月に北京に帰ったのだが体調を崩し、日本に戻るのが遅れた。

聞くと、北京の大気汚染は想像を絶するほど異常だった為か・・・

風邪をひいたのが引き金になり、体調不良がなかなか治らなかったそうだ。

彼女の友達も肺がんになってしまった人が増え、それも不安を増長させた。


我が家の長男も3年前に北京の彼女の家に遊びに行ったことがある。

日本でわいのわいのと騒がれる前から、北京は酷い状況だったらしい。

息子も帰国後体調を崩し、もう二度と行きたくないと言っていた。

そのせいか息子はPM2.5には物凄く敏感だ。

気象庁提供の「大気汚染監視システム」をいち早くお気に入りに登録し、毎日チェックを欠かさない。


1時間毎に更新される大気汚染度が発表される。

それを見て我が家の洗濯物事情が変わる。

基準値35を超えたら外に干さない。

これをやり出してから、明らかに洗濯物の汚れが変化してきた。

つまり、干した後、ジャリジャリした感触が減ったのだ。

今まで無知で何の疑いも無く干していた洗濯物。

ジャリジャリ感は砂埃と思っていたが間違いだったのでは?と思う。


ちなみに・・・日本で一日平均20位だった日、北京では330を超えた。

# by oribell | 2014-07-05 11:52 | 大きな声のひとりごと

超日常的ブログ


by 坂口千尋