障害者支援と言う選択
2018年 01月 21日
現在、次男はカウンセリングに通っている。
いくつか心療内科に通ったが、薬漬けにされるだけなので止めた。
彼の場合、家族以外の第三者に気持ちを吐露する必要があると思うのだ。
一昨日で3回目のカウンセリングを受けた。
実は・・・私も同じ先生にカウンセリングを受けているのだ。
昨日は私の日であったが、話は次男のことで時間を費やしてしまった。
次男は今年で24歳。
専門学校に席を置いてはいるが、ほとんど登校していない。
同年代の集団が怖いという状況は致命的。
小学生の時に受けたイジメの呪縛からは抜け出せないでいる。
本来は守秘義務で次男のカウンセリングの内容は話せない。
今回は「家族の協力合ってのケア」という範囲で話を聞いた。
本人は、いずれ社会に出て行かなければいけないと思っているようで
「就労適正検査をして欲しい」
と申し出があったそうだ。
その上で、本人には見せられなかった資料があると言われ、2冊のパンフレットを出された。
1冊目は公的な事業所による施設のパンフ。
15歳~39歳対象のひきこもりの若者の就労支援に関するものだった。
そして2冊目。
先生自身も「本当はお母さんにお見せするのもどうかと思ったのですが」
という前置きで机の上に出された物は・・・
障害者支援の団体の、就労技術を取得支援する事業所のパンフ。
障害者というワードは確かに衝撃的ではある。
一口に「障害」と言ってもいろいろあるので、何故か私は冷静に質問を続けた。
「次男の場合は発達障害の一つになるのでしょうか?」
発達障害の人は有名人にも多くいて、昔、彼ら本人が語っていた事がある。
非常に敏感で繊細。
その為に普通の人が見逃してしまう(気にもしない)事まで感じ取ってしまう。
それゆえに混乱し、音や臭い、光などに異常に反応する。
そして下痢になったり、目眩を起こしたり体にも影響が出る。
まさに次男はその通りだ。
発達障害は生まれついてのものらしい。
それが顕著に現れるかはどうかは、日常生活での違いがあるが・・・
次男の場合はイジメによって引き金を引かれたのかもしれない。
でも。
先生はそういうパンフを見せたのに
「次男クンの場合は発達障害というわけではないと思われます」
と言う。
「発達障害からの対人恐怖症」ではなく
「イジメから対人恐怖症」になったのでしょうと判断されたのだが・・・
言葉を慎重に選ぼうと思われたのだろう、フワっとした言葉で発達障害を否定も肯定もされなかった。
果たして次男にそこまでするべきなのか?と先生も悩んでいるようだった。
ただ、障害者手帳を貰って認定されないと、就労支援施設を利用できないのだ。
おそらく、次男はこのパンフを見たらショックを受けるだろうな。
「障害者」という言葉をどういうファクターで捉えているか分からない。
しばらくは私が保管し、彼には見せないでおこう。
とにかく焦らず、カウンセラーと密に話し合いながら考えてみようと思う。
ちょうどイジメに合い始めた頃の写真。
この頃の写真が愛おしくてたまらない。
いくつか心療内科に通ったが、薬漬けにされるだけなので止めた。
彼の場合、家族以外の第三者に気持ちを吐露する必要があると思うのだ。
一昨日で3回目のカウンセリングを受けた。
実は・・・私も同じ先生にカウンセリングを受けているのだ。
昨日は私の日であったが、話は次男のことで時間を費やしてしまった。
次男は今年で24歳。
専門学校に席を置いてはいるが、ほとんど登校していない。
同年代の集団が怖いという状況は致命的。
小学生の時に受けたイジメの呪縛からは抜け出せないでいる。
本来は守秘義務で次男のカウンセリングの内容は話せない。
今回は「家族の協力合ってのケア」という範囲で話を聞いた。
本人は、いずれ社会に出て行かなければいけないと思っているようで
「就労適正検査をして欲しい」
と申し出があったそうだ。
その上で、本人には見せられなかった資料があると言われ、2冊のパンフレットを出された。
1冊目は公的な事業所による施設のパンフ。
15歳~39歳対象のひきこもりの若者の就労支援に関するものだった。
そして2冊目。
先生自身も「本当はお母さんにお見せするのもどうかと思ったのですが」
という前置きで机の上に出された物は・・・
障害者支援の団体の、就労技術を取得支援する事業所のパンフ。
障害者というワードは確かに衝撃的ではある。
一口に「障害」と言ってもいろいろあるので、何故か私は冷静に質問を続けた。
「次男の場合は発達障害の一つになるのでしょうか?」
発達障害の人は有名人にも多くいて、昔、彼ら本人が語っていた事がある。
非常に敏感で繊細。
その為に普通の人が見逃してしまう(気にもしない)事まで感じ取ってしまう。
それゆえに混乱し、音や臭い、光などに異常に反応する。
そして下痢になったり、目眩を起こしたり体にも影響が出る。
まさに次男はその通りだ。
発達障害は生まれついてのものらしい。
それが顕著に現れるかはどうかは、日常生活での違いがあるが・・・
次男の場合はイジメによって引き金を引かれたのかもしれない。
でも。
先生はそういうパンフを見せたのに
「次男クンの場合は発達障害というわけではないと思われます」
と言う。
「発達障害からの対人恐怖症」ではなく
「イジメから対人恐怖症」になったのでしょうと判断されたのだが・・・
言葉を慎重に選ぼうと思われたのだろう、フワっとした言葉で発達障害を否定も肯定もされなかった。
果たして次男にそこまでするべきなのか?と先生も悩んでいるようだった。
ただ、障害者手帳を貰って認定されないと、就労支援施設を利用できないのだ。
おそらく、次男はこのパンフを見たらショックを受けるだろうな。
「障害者」という言葉をどういうファクターで捉えているか分からない。
しばらくは私が保管し、彼には見せないでおこう。
とにかく焦らず、カウンセラーと密に話し合いながら考えてみようと思う。
この頃の写真が愛おしくてたまらない。
by oribell
| 2018-01-21 13:55
| 大きな声のひとりごと